もれあもーれ。

もれ と あもーれ

WaT 10th Anniversary Live 2




2部までの時間は気持ちを整理するにはあまりにも短すぎて、数分後にはじまるのがWaTの最後のライブなんだって実感すらできなかった。けど最後ならなおさら全力で楽しまなきゃ、それしかなかった。楽しもうね!楽しもうね!って自分に言い聞かせるように、みんなで言い合いながら入場して、2つ並んだマイクの真ん中へ。


『青春の輝き』で瑛ちゃんが吹っ切れたように力強く拳突きあげてて負けじと全力で突きあげた(笑)

「1部ではこのタイミングでタンバリンを持つのを忘れたウエンツです」「1部ではこのヒラヒラをいつ取ろうか迷ってた小池です」「皆さんご存知かと思いますが僕たちは2月のCDリリースをもって解散となります。1部の方でああいうかたちで発表させて頂いて、正直出てくるの緊張しました。でもこうやって暖かく迎えて頂いてありがとうございます。泣くのもよし!怒るのもよし!笑うもよし!」「何でもよし!」「僕らも全力で皆さんに届けますので、楽しんでいってください!」


「声も出てるね~!1部のときは皆さん静かにしっかり聞いてくれてて、いや、今が聞いてないってわけじゃないですよ(笑)」(2人椅子に座る)\ホラッチョ~!/「ふふ(笑)」「なに?」「...ホラッチョって聞こえてもーたw」

「ちょっとお尻のポジションが…(座り直す)」「そんなんゆうたら俺も(真似して座り直すw)」「座ってやるの慣れないんだよね」「立っててもええで?」「マイクの位置ここ(お腹らへん)になっちゃうから!こうやって(前屈みになって)歌うことになっちゃうから!」「(何か言ってたけど笑いながら真横向いて瑛ちゃんに話しかけてたからマイク入らず)」「マイク入ってないし!俺にしか聞こえてないから(笑)」


「こうやってステージに立ってるとさっきのこと思い出す」「え?」「蘇ってくる、1部のときのことが。俺しょうもないこと聞いてたなって(笑)あ、1部で俺てっぺーに何時に起きたとかきいてたの。しょうもねえ~w 情けないよ(笑)」「1部は僕たちの母親も見にきてました。楽屋戻ったらWaTの席に母たちが座ってたよね。母ットだよね。」「母ット(笑)」「楽屋で少し話して」「僕の母はもう新幹線乗って大阪帰ってますからね」「俺引き止めたのにw まずてっぺーが引き止めて、でも"明日早いから"って。それで俺がちょっと待って下さいお母さん、と。でも"わたし明日早いから"って(笑)それで最後大御所ですよ、うちの母親が小池さん、2部もみていきませんかって。もう3段階ですよね。でも、"いやわたし明日早いので"って帰っていきましたww すごいですよね。"わたしは1部の記憶を大切にとっておくからそれでいいの"って、そういう考え方素敵だなぁと思いましたけど。そしてそのDNAを受け継いでるのがこいつですよ!こいつもさっぱりしてるとこあるからな~」「確かにそうやなw」「お前もきっと帰りまーすってなるんだよ」

「なんかどうやって曲に入ったらいいのかわかんなくなっちゃった。うまくやりますよ。」「お願いします」「今日は短い時間ということで、もう時間のほうが、あ、TIMEのほうがね。...卒業TIME」「(笑)」


『卒業TIME』2番初めステージの前まででてきてファンと同じ向きになって一緒に \てっぺー!/ って叫ぶ瑛ちゃん。『5センチ。』では「いくよ~?」って一緒にワイパーしてくれたり。向き合ってるからいつもちゃんと逆から始めてくれるんだよね2人とも。瑛ちゃんがワイパーしてるときは徹ちゃんがギター弾いて徹ちゃんがワイパーしてるときは瑛ちゃんがギター弾いて、本当阿吽の呼吸!『Hava Rava』では 瑛ちゃんが斎藤さんのとこに走っていって \ Hava Rava ! / を振ったり(笑)『僕のキモチ』ではlalalala...を「半分からこっちと俺~!」「半分からこっちとてっぺー!」「負けへんでー!」って左右でわけて歌ったり、また斎藤さんに振って斎藤さんだけ歌ったり(笑)「てっぺーも一緒に歌ってあげて~」って斎藤さんと徹ちゃんだけ、そして最後はみんなで。

「なんか途中で雑音がはいりましたね...」「おい!w(斎藤さん)」「ここで大事なバンドメンバーを紹介したいと思います!」とバンメン紹介。そしてせっかくなのでひとりひとりから一言もらうことに。「音楽は楽しいですから、またいつかどこかで」「また一緒にやりましょう」って。それをちょこんって並んで聞く2人がめちゃめちゃ可愛かった!2人のこと昔からみてきたバンメンさんたちだからか、それまで大人になったなあってみてたのに急に子供にもどったみたいに感じれて。真藤さんも「なんかお説教されてるみたいだねw」って(笑)真藤さんにとって2008年の大吉は初めてツアーでまわったライブで、とても印象に残ってると。「2人ともあの頃から良くしてくれて本当に良い人たちで。久しぶりなのにギターも歌も上手くなってて、今回こういう決断ということですけど、この2人はいつまでも応援したくなる2人ですので。これからも応援してます!」

「じゃあ、お互いに一言う?」瑛ちゃんが急に言いだしたことっぽくて徹ちゃんもそうきたかみたいな嬉しそうな顔してた。どっちが先いく?って顔見合わせて徹ちゃんが喋りだそうとして「くる?こいっ!」って構える瑛ちゃん。「東京での初めての友達が今こういうふうに一緒にステージに立っていて、不思議な感じです。これからそれぞれどんな道に進んでいくか楽しみですし、これからも活動を見守っていきたいです。遠すぎず、近すぎず、ちょうどこのWaTで歌うくらいの距離で。これからも応援してます、頑張って下さい!」「こんなに喋れるようになっちゃって~~(泣)てっぺーとはもう人生の半分を過ごしてて、家族でもなく友達でもなく、ライバルでもなく、もう俺の中では『徹平』っていうカテゴリーができているくらい、特別な存在で。ずっと相方ですし、これからも何かあったらすぐに助けますし、いちばん近くで応援してます。てっぺーはWaTで歌う距離って言ってたけど俺はもっと近くで見守るかも(笑)」「ちなみにきくけどどれくらい?(笑)」「脇の下から覗くくらい...」「この距離?!怖いわw」呪怨みたいな」呪怨でもないやろここはw」

11 新曲(タイトル未定)

ENCORE

「アンコールありがとうございます!さっき楽屋に戻って最初にでた言葉が " あったかい " でした。」「本当にそうでした」「本当に、暖かく迎えて頂いてありがとうございます」

瑛ちゃんが「メドレー」を噛んでみんなでズッコケる(笑)「ごめん、出からやり直していい?なんならで~ぐ~ち~が~からやり直す?w」「そこから?w」「すみません、全然違うこと考えながら喋ってたら噛んじゃった。さっき新曲歌わせてもらったんですが曲名を言ってなくて、聞かれるかなと思って。言うの忘れちゃったんですが、まだ決まってません。」

EN-1 WaT Medley

なんでもかんでも歌詞がWaTに重なってしまう。今回はTOKIMEKI全力で踊れました(笑)

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そしてメドレーの最後、2人からのメッセージが胸に飛び込んできた。

「これ届いてない人もいると思うんで小池さん読んであげてください」「周りの人にみせてもらって…」「いやそんな空気ないから、わたしが取るはずだったのに!ってなってるから」「このうさぎの耳みたいなところに…」「ふつうにハートでいいでしょ」「このうさぎちゃんのね、耳のところに2人のサインがあります。その下に一言ずつメッセージ書かせてもらいました。」

Always in your hart   徹平

幸せな日々に感謝!
10年間ありがとう!
全ての出会いに感謝! 瑛士

「俺まさかてっぺーが英語書くと思わなかったからさぁ」「日本語だと長くなっちゃうなと思って」「英語だと色んな意味が含まれてるしね。俺一言っていわれてるのに三言書いちゃってるからね、まとめられなかった。」(瑛ちゃんが徹ちゃんに視線送る)「.....逆やっちゅーねんなぁ!!? ...これでええんか!?(笑)」「さすが汲み取るね~わかってるね~~w」「それでは最後はこの曲で。あの日」

EN-2 あの日

いつものように2人で手を繋いで、マイクなしで挨拶。会場もみんな2人に気持ち叫んでて。そしたら2人でなにやらこそこそ話したあと、\ 俺たちも、大好きだぁーーーーー! / って叫んでくれて号泣。ああもうほんとわらえちゃうくらいWaT大好きだなぁって。

2人が帰っていって、終演のアナウンスが流れても、会場が明るくなっても鳴り止まないWaTコール。瑛ちゃんが泣きながら出てきて、徹ちゃんは笑ってたかな。「俺だってこうなるとは思ってなかったんだよ」って言ってた。泣いちゃったことに対してかなと思ったけど何に対してかはわからない。「もうさ~マイク使えますよって言われても、そういう問題じゃないのよ。疲れたよ~~」って地面にべたって座り込んじゃう瑛ちゃん。「歌ってる時は気張ってるけど終わると一気にこう、くるね」「本当に暖かく迎えて頂いてありがとうございます。 ... 我慢してるじゃ~ん!」「してるよ。だって...」「みんなてっぺーって呼んであげて」みんなの呼ぶ声に少し俯く瑛ちゃんと上向く徹ちゃん。「僕らが出会って、皆さんと出会うことができたっていうこの縁を大切に、僕らも歩んでいきますし、これからも1人でも皆さんを幸せにするって誓いましたので。WaTは2月で解散となりますが、リリースまで濃い日々を過ごすことになると思います。そして残された2ヶ月間、WaTとしての輝きを、全力で放っていきたいと思いますので、皆さんも体調を万全に整えといて下さい」「皆さん今日は本当に、ありがとうございましたー!!!」「ありがとうございましたー!!!」みんなに手を振りながらゆっくりゆっくりはけていく2人はやっぱりキラキラしてて眩しくて、WaTだった。

衝撃が強すぎたけど、本当に楽しくて幸せな空間があったなぁってこれ書いてて改めて思う。楽しければ楽しいほど寂しさも込み上げたけど、でも本当に幸せだった。

もう2人重なった歌声が聴けないのかと思うと心臓がぎゅっとなる。でも今はただ、全ての感情を味わって WaTとしての2人と一緒に過ごせる残りの時間を大切にしようと思います。